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「俺はギブスだ!ジョシャミー・ギブス!何度言ったらわかるんだ?」
―ジョシャミー・ギブス[出典]

ジョシャミー・ギブス(Joshamee Gibbs)とは、キャプテンジャック・スパロウの古くからの味方であり忠実な一等航海士である。話し好きで酒好きなこのベテラン航海士は自らの腕前で幾多の困難を切り抜けてきた船乗りだった。酔っ払っていることも多いが頼りになるギブスは七つの海にまつわる海賊の伝承に深い造詣を持ちラム酒をこよなく愛した。

かつては国王に仕えるイギリス海軍に所属し、やがて熟練の海賊となったジョシャミー・ギブスはすべての海を渡りすべてのパブを知り尽くしていた。ギブスはジャック・スパロウが最も信頼を置く仲間であり、ジャック自身と同じくらい<ブラックパール号>を気にかけていた。時としてギブスはジャックの天敵にしてライバル、ヘクター・バルボッサのために働くことがあったがジャックに対する忠誠心ほど熱心ではなかった。ギブスはジャック・スパロウと旅をする際には不可欠な許しの精神を心得ており海賊の掟に則って海賊暮らしを送っていた。

経歴

生い立ち

ギブスの生い立ちについては不明な点が多いが、若き日からイギリス海軍に加わっていたことが分かっている。ジャック・スパロウが10代だったころのある日、ジャックと父親エドワード・ティーグがイギリス海軍に逮捕された。ティーグの友人であったギブスはイギリス海軍兵士という立場を利用してふたりを脱獄させた。彼はラムを自分に回す供給元を確保するため海賊に非常に協力的だった。

イングランドからの船旅

「海賊の歌を霧が出てるときに歌うと災いを招きます。嘘じゃありません」
ジェームズ・ノリントンに対してジョシャミー・ギブス[出典]
Mister Gibbs

HMS<ドーントレス号>におけるギブス

イギリス海軍の船乗りとして仕えていたギブスはHMS<ドーントレス号>に配属され、ウェザビー・スワン総督と12歳の娘エリザベスイングランドからポート・ロイヤルに運ぶ任務に同行した。航海中、ギブスは海賊を呼び寄せてしまうと言う迷信から海賊の歌を歌うエリザベスを注意した。その途中、一行は破壊された商船を発見し、ギブスはそれが海賊の攻撃によるものだと主張した。ギブスは数年後に一目見ても彼を認識できるほどの印象をエリザベスに残していた。

ギブスはしばらくポート・ロイヤルで過ごしたが、それから8年の間に海賊となった。彼がどのように海軍を去ったか明らかではないが、自ら職を放棄したかあるいはジャック・スパロウに説得されたとも考えられる。この頃には、ギブスは<ブラックパール号>でコルテスの宝を探しにイスラ・デ・ムエルタに旅立つ前後のジャックの人生の物語と不運をよく知るようになっていた。彼はアステカの金貨を盗んだ者にかけられる呪いについても知っており、ジャックが反乱を起こしたヘクター・バルボッサから<パール号>を取り返そうとしていたこともよく知っていた。

ジャックの一等航海士

イスラ・デ・ムエルタ

「乗組員は任せろ。ここにはお前見たく無茶な奴が大勢いる」
ジャック・スパロウに対してジョシャミー・ギブス[出典]
Gibbs with the pigs

トルトゥーガの豚小屋におけるギブス

バルボッサによる反乱ののち、ポート・ロイヤルに到着したジャックはサイトレス・サムと言う名前の地元のこじきから甲板長として乗組員に加わると申し出を受ける。ジャックは海軍を辞めたばかりのギブスがサムの仲間であるということを知らなかった。このころふたりは強い友情で結ばれていた。<モーニング・スター号>で乗組員と略奪を行ったジャックはトルトゥーガに渡りそこでギブスを含むほとんどの乗組員を解散させた。[1]彼らはそこで1年ほど一緒に過ごしたがやがてジャックは<ジョリー・モン号>を頂戴した。

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ジャック・スパロウについて話すウィルとジョシャミー・ギブス

ジョシャミーとジャックが次に会ったとき、ギブスの運はつきていた。彼はトルトゥーガにある「フェイスフル・ブライド」の外でブタと一緒に眠っていたのである。ウィル・ターナーと現れたジャックはギブスに酒をおごりバルボッサから<ブラックパール号>を取り戻す計画について話し合った。ギブスは同意し乗組員を集めることを約束した。その乗組員たちはギブスを一等航海士にして海軍の船HMS<インターセプター号>を頂戴しイスラ・デ・ムエルタに向かった。島に到着するとウィル・ターナーはジャック・スパロウがどうやって謎めいたコンパスを手に入れたか尋ねるがギブスは、それはギブスがまだ彼と出会う前、ジャックがまだ<ブラックパール号>のキャプテンだった時代の話であり恐るべきイスラ・デ・ムエルタを探し始める前のことは誰も知らないのだと答えた。そしてギブスバルボッサが起こした反乱とジャックが2匹のウミガメをロープでつないで砂の島から脱出した話をした。ジャックとウィルがイスラ・デ・ムエルタの洞窟に向かう前、ギブスは最悪の事態が起きたらどう対処するかと尋ねた。ジャックはただ「に従え」と指示を出した。

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に従いエリザベスのへの協力を拒む乗組員たち

イスラ・デ・ムエルタでエリザベス・スワンを助けるウィル・ターナーに協力していたジャックは遅れを取った。ギブスは掟に従いキャプテンがいないまま出航を命じる。しかしバルボッサが<ブラックパール号>で追跡を行い<インターセプター号>を破壊すると乗組員を<パール号>の営巣に閉じ込めた。バルボッサが呪いを解こうと<ブラックパール号>を停泊させている間にエリザベスが乗組員を解放し、一行はすぐに船を掌握した。そして船を与えると約束していたジャックを残して一行はそのまま出発したのであった。

危険な冒険

マーティ: 「あんた思わねえか、最近、船長、前よりますます...おかしいぜ」
ジョシャミー・ギブス: 「どっちへ行きゃ良いかもわかってない。ジャックは何か恐れてる。何にせよジャックにとっての災いは俺たちみんなの災いだぞ」
マーティとジョシャミー・ギブス[出典]
Gibbs, Cotton, and Jack

ジャックを<ブラックパール号>に歓迎するコットンオウム、そしてギブス

乗組員たちは明らかな裏切りの後でもキャプテンを諦めてはいなかった。ジャックはイスラ・デ・ムエルタの戦いを生き延びポート・ロイヤルで処刑されることになっていた。ウィル・ターナーが処刑台からジャックを救出すると<ブラックパール号>は島の反対側から姿を現した。フォート・チャールズの胸壁から海に落下したジャックはそのまま泳いで乗組員たちと合流した。ジャック・スパロウが再びキャプテン、ギブスが一等航海士となって<ブラックパール号>は新たなる冒険に旅立った。

Gibbs Bonecage

ペレゴストス族が作った骨の檻に閉じ込められたギブスとウィル・ターナー

乗組員たちは何度もともに冒険を切り抜けてきたが、その中でもデイヴィ・ジョーンズがジャックへの借りの清算を求めてクラーケンを解き放ったときがもっとも危険だった。ジャックは怪物を避けるためギブスや乗組員に上陸を命令した。一行はイスラ・デ・ペレゴストスにたどり着くが人食い族に捕獲されてしまう。ギブスと仲間たちは骨の球に閉じ込められ、神と勘違いされたジャックは称えられのちに食べられることになる族長に選ばれた。ウィル・ターナーの助けによりギブスと乗組員たちは脱出しジャックとともに<ブラックパール号>で出航した。

ギブスはそのまま死者の宝箱の探索に加わりティア・ダルマ小屋に逃げ込んだあとでデイヴィ・ジョーンズに遭遇した。ジャックはデイヴィ・ジョーンズに支払うための99人分のを用意するためギブスにトルトゥーガに向かうよう命令した。ふたりはトルトゥーガでジェームズ・ノリントンと再会し彼を乗組員に加え入れた。

キャプテンの喪失

「ああ、あいつが消えて世界はちょいと寂しくなった。最後まで振り回されたが、律儀な男だからこそ船に残ったんだ。ジャック・スパロウに」
―ジョシャミー・ギブス[出典]
Gibbs Isla Cruces

十字架島沖のジャック・スパロウとギブス

十字架島への旅でジャックが宝箱を手に入れ損なった後、ギブスはクラーケンを相手に仲間たちと激しい戦いを繰り広げた。無敵にも思える怪物との2度目の対決で<パール号>がダメージを受けるとジャックは船を捨てるよう命令しギブスも従った。彼や他の乗組員たちは知らなかったが、エリザベス・スワンがジャックを手錠で繋いで船から降りられないようにしていた。ギブスはキャプテンと船を失ったことを嘆いたがそれでも漕ぎ続けた。

Crew waiting for a new captain

新しいキャプテンと会うギブスとジャックの乗組員たち

ティア・ダルマの小屋で全員がキャプテンと船の喪失を弔う中、ギブスはこの世を去ったキャプテンに乾杯した。ティア・ダルマが地球の終わりまで行ってジャックを死から連れ戻したいと想う乗組員がいるかと問いかけたとき最初に答えたのはギブスだった。乗組員たちは蘇ったヘクター・バルボッサと会って不穏な協力関係を築きデイヴィ・ジョーンズ・ロッカーからジャックを救出するため世界の果てに向かう危険な航海に出かけたのであった。

同胞との会合

ジャック・スパロウ救出

ジャック・スパロウ: 「船で規律が乱れた状態が延々と続いてる。なぜだ?理由を言ってみろ!」
ジョシャミー・ギブス: 「船長...ここはデイヴィ・ジョーンズの海の墓場だよ」
ジャック・スパロウとジョシャミー・ギブス[出典]
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ロッカーでジャックと再会するギブスたち

シンガポールでバルボッサとエリザベスがサオ・フェンと会見を行う中、ギブスは侵入部隊を率いてこの海賊長浴場の床下に潜入した。ギブスはそこで発生した戦闘においてマーサーの海軍兵と戦い<ハイ・ポン号>を操作して世界の果てに向けて出発した。航海中、彼は緑の閃光についての経験をウィル・ターナーに話し、この現象を見たことがあると語った。彼と他の乗組員たちは皆、デイヴィ・ジョーンズ・ロッカーに向かうワールド・エンドの滝を生き延び、ようやく旧友と再会したのであった。

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ジャックを脅すバルボッサにピストルを向けるギブス

最初は彼らをロッカーの幻影に過ぎないと疑っていたジャックは<ブラックパール号>の統率が乱れていることについてギブスを叱責したが、やがて態度を変えロッカーの終わりなき海から脱出するための乗組員に迎え入れた。ギブスは旅の途中でラム酒が切れたことについて特に不満を口にし、ロッカーから出るために船を揺らすキャプテンに協力した。生者の世界に戻ったギブスは銃を向け合うジャック、バルボッサ、ウィル、エリザベスに加わり、かつてのキャプテン、ジャックを脅すバルボッサにピストルを突きつけた。

評議会

「よし。風が味方になってるぞ!これならいける!」
―<ブラックパール号>の乗組員に対してジョシャミー・ギブス[出典]

緊張は緩和され、一行は新鮮な水を得るために近くのに停まった。ギブスは<パール号>に残っていたがそこにカトラー・ベケットと取引したサオ・フェンの部下たちが押し寄せてきた。戦闘にいおいてギブスは額にかすり傷を負ったが、のちにフェンがバルボッサとの休戦に応じるとHMS<エンデヴァー号>への攻撃に参加した。

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砲撃を命じるギブス

乗組員たちが難破船島に到着すると、この島に馴染みのあるギブスは難破船入り江に入るまでの危険な通り道について一行に警告した。彼は第4回評議会に出席し海賊長たちの8レアル銀貨の由来についても知っていた。ギブスはやがて仲間たちと<ブラックパール号>に乗り込みカリプソの大渦巻きの戦いに参加した。彼は船で敵と戦い最後まで生き延びた。

新しい水平線

Jack and Gibs

トルトゥーガで別れを告げるギブスとジャック

戦いに勝利してカトラー・ベケットが死亡すると海賊たちはまたもとのように自由を愛する生き方に戻った。一同が勝利を祝う中、ジャック・スパロウはギブスに彼の帽子を投げる許可を与え、ギブスは喜んで従った。帽子が<パール号>のどこかに落ちるとジャックは拾ってくるように命令したのであった。ギブスはスカーレットジゼルを船に乗せようとトルトゥーガに降りるジャックに同行した。ギブスはドックで寝入ってしまい、バルボッサによる2度目の<ブラックパール号>奪取を防ぐことができなかった。ジャックはギブスを叱責したがこのときは貴重な船がなくても満足しているようであった。ギブスとジャックは決まり文句で別れを告げ、ジャックは生命の泉を探しに海に出た。ギブスはスカーレットとジゼルを両脇に従えウミガメの話をしながらトルトゥーガの町へと歩いて行った。

その後

ギブスは生涯のあるとき、おそらくはジャック・スパロウと数多くの冒険をともにした後、『海賊の 心得:掟に従い海賊暮らしを送りたい者のための本』という本を執筆している。この巨大な本にはジャック、ウィル・ターナーエリザベス・スワンからギブスに送られた手紙に加えギブス自身の手による覚え書きや絵も含まれている。この本はかなりの年月を経てRMS<タイタニック号>の残骸から完璧に保存された状態で発見された。[2]

舞台裏

登場作品

非正史作品

脚注

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