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同胞は私たちを頼りにしているはずよ。<パール>が指揮を執るのを。彼らが目にするのは?オンボロ船に乗った腰抜け船員?違う。自由な海の男たち、自由への戦い。が目にするのは私たちの砲弾の光。耳にするのは剣が振り落とされる音。私たちの力を連中は思い知る。額に流れる汗。腕っ節の強さ。そして勇ましい心。皆の者...旗を掲げろ」
―エリザベス・スワン[出典]

エリザベス・ターナー(Elizabeth Turner、旧姓 Swann、スワン)とは、ウェザビー・スワン総督の娘である。冒険心旺盛な性格や規則破りの傾向からバッカニアの自由気ままな世界に憧れ少女期に海賊を憶えたほどであった。数年後、エリザベスは美しい女性へと成長したがそれでもなお作法に対する頑ななまでの無関心は変わらず父親を失望させた。ジャック・スパロウウィル・ターナーはエリザベスの恋愛観や冒険への考えを永遠に変え、彼女はそれまで教えられてきたすべてのルールは破られてしかるべきものであると気づいた。

イングランドロンドンで生まれたエリザベスは特権階級に染まった極めて閉鎖的な幼少期を過ごした。妻の死後、スワン総督はひとりで娘を育てた。父親にとっては心配の種でしかなかったがエリザベスは、主にHMS<ドーントレス号>におけるイングランドから英領ジャマイカの豊かで活気ある島ポート・ロイヤルへの航海から、常に海賊に興味を持っていた。<ドーントレス号>の乗組員が海賊に襲撃された難破船の謎多き生存者ウィル・ターナー少年を救出するとエリザベスは彼がつけていた「海賊のメダリオン」を自分の手に隠した。この運命的な出会いによってどれほど多くの冒険が生まれるか彼女は知る由もなかった。8年後、エリザベスの快適な生活はキャプテンジャック・スパロウが溺れかけた彼女を救助したことで完全に覆された。メダリオンに誘われた呪われた海賊たちがエリザベスを誘拐したのである。<ブラックパール号>に乗せられた彼女はヘクター・バルボッサの捕虜としてイスラ・デ・ムエルタに連れて行かれた。ウィル・ターナーがジャック・スパロウと手を組んでから数日後、エリザベスの婚約者ジェームズ・ノリントン提督の援助により呪われた海賊たちは敗北した。救助に協力したお礼として、エリザベスはジャック・スパロウが絞首台から脱出する手助けをし、ノリントンのもとを去ってウィル・ターナーと一緒になった。こうして彼女の歩む道が選ばれていったのである。

1年ほどのち、結婚式を挙げようとしていたエリザベスとウィルはジャック・スパロウを逃がした罪で東インド貿易会社カトラー・ベケット卿に逮捕された。エリザベス解放の条件であるジャック・スパロウの特殊なコンパスを手に入れるためウィルは旅立った。しかしウェザビー・スワンがエリザベス救出に失敗し会社とベケット卿に従わざるを得なくなったため、エリザベスは脱出して単身トルトゥーガへウィル・ターナーを探しに行った。エリザベスは<エディンバラ・トレーダー号>に忍び込む前にジャックに渡すための私掠免許を手に入れていた。トルトゥーガでジャック・スパロウと再会したエリザベスは、<フライング・ダッチマン号>でデイヴィ・ジョーンズのために働く羽目になったウィル・ターナーを助けるため死者の宝箱を探すことに同意した。やがてエリザベスは戦いに加わり、ウィルと他の乗組員を救うためジャック・スパロウがクラーケンの餌食となった。罪悪感からエリザベスは蘇ったバルボッサと協力しデイヴィ・ジョーンズ・ロッカーに囚われたジャックの救出に旅立った。

首尾よくジャック・スパロウを救出すると<ブラックパール号>はロッカーから脱出するが、エリザベスはカトラー・ベケットの命令により父親が殺されたことを知った。その後エリザベスはデイヴィ・ジョーンズと<フライング・ダッチマン号>を支配下に置くベケットを倒すため、評議会の9人の海賊長たちを招集するという絶望的な探求を始めた。会議が開かれる前、エリザベスは彼女こそが気まぐれな海の女神カリプソの化身であると信じて疑わないサオ・フェンの旗艦<エンプレス号>に搭乗した。<フライング・ダッチマン号>の攻撃が始まると、瀕死の重傷を負ったフェンは死の間際に海賊長の称号と8レアル銀貨のひとつをエリザベスに譲り渡した。会合が開かれるとエリザベスは評議会のに選ばれた。

ベケットの艦隊との最後の戦いにおいて、エリザベスとウィルは結婚した。ジョーンズに刺された直後、ウィル自身がジョーンズの心臓を突き刺したことによって彼が<フライング・ダッチマン号>の新たなキャプテンとなった。海賊の勝利の後、エリザベスはウィルと1日を共に過ごし<フライング・ダッチマン号>における10年間の労働に旅立つ前に死者の宝箱に入った彼の心臓を安全に保管しておくことを約束した。そして10年後、ウィルはエリザベスと息子の前に姿を見せた。

経歴

生い立ち

イングランドからの旅

「海賊にもし会えたら楽しいと思うんだけど」
―エリザベス・スワン[出典]

エリザベス・スワンはウェザビー・スワン氏名不詳の女性のもとに生まれイングランドロンドンで育った。あるときエリザベスの母親は死亡しウェザビー・スワンは総督になった後でもひとりで娘を育てるようになった。少女時代、彼女は海賊に興味を持つようになり本物の海賊に会ってみたいとさえ言った。エリザベスはHMS<ドーントレス号>でカリブ海地域を横断するときもこの考えのままで海賊の歌を口ずさんでいた。

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ポート・ロイヤルへ向かう船旅におけるエリザベス

<ドーントレス号>のカリブ海地域横断中、エリザベス・スワン少女が海賊の歌を歌っていると乗組員のひとり、ジョシャミー・ギブスが不自然な霧が立ちこめる中で海賊について歌うことは縁起が悪いと警告したが、ジェームズ・ノリントン大尉に窘められた。エリザベスは海賊に対する興味を口にしたがノリントンとスワン総督はどちらも懸念を露わにし、ノリントンはすべての海賊を縛り首にするつもりだと話した。それからまもなく、エリザベスは海賊に攻撃された商船の唯一の生存者である少年が気を失ったまま流されているのを発見する。

ノリントンの部下が燃えさかる残骸を調査する中、スワン総督はエリザベスに少年の介抱を命じ彼女は忠実に従った。少年が目覚めると彼女はウィル・ターナーという名前を聞き出すが彼はすぐにまた気絶した。すると彼女はウィルの首に髑髏が刻まれた金のメダリオンがかかっていることに気づいた。彼が海賊であると疑ったエリザベスは、船の乗組員が彼を海賊と関連づけて考えることを防ぐためにウィルからメダリオンを取った。エリザベスは<ドーントレス号>の船尾でメダリオンを見ているとき、目の端で動くものを捉えた。見上げた彼女の目には髑髏の旗を掲げ濃い霧の中を静かに進む海賊船<ブラックパール号>が映った。この光景は彼女の脳裏に焼き付き、それから8年経っても忘れることはなかった。このときの彼女はメダリオンによってどのような冒険がもたらされるか、またどれほどのトラブルが待ち受けているか知る由もなかった。

海賊との出会い

総督の娘

「可愛い娘への贈り物に理由が必要かな?」
―エリザベス・スワンに対してウェザビー・スワン[出典]
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<ブラックパール号>の夢から目覚めたエリザベス

活気と繁栄に溢れるイギリスの植民地、ジャマイカポート・ロイヤルに到着したスワン総督は港町を一望できる屋敷に定住した。エリザベスもここに住み、ウィルは町の鍛冶屋で見習いとして働き始めた。8年間を経てエリザベスとウィルは良き友人同士となったが、彼女の高い地位によりふたりの間には壁ができためらいを感じていたウィルは本当の感情を打ち明けられないでいた。お互いに想い合っていたがどちらもそれを認める準備ができていなかった。やがてエリザベスは美しい令嬢に成長するが礼儀作法に対する頑ななまでの無関心は父親を失望させた。

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スワン総督の屋敷において、エリザベスと総督、ウィル・ターナー

初対面から8年後、エリザベスとウィルは成長し、彼女は未だにメダリオンを持っていた。エリザベスはフォート・チャールズで行われたジェームズ・ノリントンの昇進式に出席したが窮屈すぎるコルセット(式典の前に父親から贈られたロンドンの流行品)を着用していたため、ただ気を失わないように立っていることしかできなかった。式典が終わるとノリントンはエリザベスとふたりで話がしたいと申し出て胸壁まで歩いた。彼は人生で唯一成し遂げていないことは良き女性との結婚だと話し求婚した。驚いたエリザベスは窮屈なコルセットも相まって気を失い胸壁から落下する。彼女は辛うじて岩に当たらず着水し海底へと沈んでいった。彼女は知らなかったが、沈んでいく最中にメダリオンが波動を放ちHMS<インターセプター号>に乗っていたマートッグムルロイを困惑させた。

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エリザベスを救った直後に人質にするジャック・スパロウ

幸運にもキャプテンジャック・スパロウがポート・ロイヤルに来ており、エリザベスの落下を目撃して救助のため海に飛び込んでいた。ドックに彼女を引き上げたスパロウはコルセットを切り外して呼吸ができるようにした。スパロウは彼女のメダリオンに気づいてかなり興味をそそられていた。しかしそこにエリザベスの恩人であるこの海賊を捕まえるためノリントンと部下たちが駆けつけたのであった。するとスパロウはエリザベスを人質にとって財産の返還を要求し大脱出を行って見せた。動揺したエリザベスは屋敷に戻り、この恐ろしくも刺激的な一日を振り返った。

ブラックパール号乗船

エリザベス・スワン: 「待って。町まで連れて行ってよ。海賊の掟によれば ― 」
ヘクター・バルボッサ: 「まず、君を帰してやる話は条件になかった。よってなんの義務もない。第二に、海賊なら掟が適用されるが君は違う。第三に、掟は規則と言うよりもどちらかと言えばただの心得だ。<ブラックパール号>へようこそ、ミス・ターナー」
―エリザベス・スワンとヘクター・バルボッサ[出典]

その夜、総督の屋敷において、エストレラというメイドがベッド・ウォーマーを暖炉から取り出してエリザベスの足下にあるベッドシーツの間に滑り込ませた。エリザベスとエストレラは、エリザベスがジャック・スパロウに救助されその直後に脅されたというその1日の出来事を話し合ったがやがて話題はそれ以前のノリントンの求婚に移った。エリザベスのノリントンではなくウィル・ターナーに対する想いを思わせぶりに言及してからエストレラは部屋を去った。エリザベスは本を読みながら無意識にメダリオンに触れたがやがてランプの火が消え部屋は暗闇に包まれた。

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ピンテルラゲッティパーレイを申し入れるエリザベス

その後まもなく、エリザベスの快適な世界は<ブラックパール号>がポート・ロイヤルの攻撃を行ったことで完全にひっくり返ってしまった。エリザベスが首から提げていた金のメダリオンが放った波動に引き寄せられた海賊たちは総督の屋敷に押しかけた。エリザベスはピンテルラゲッティに屋敷中を追い回され観賞用の盾に固定された剣を外すことができなかった。幸運にもふたりに攻撃される前にパーレイを申し入れることに成功した。しかしピンテルは、評議会の掟に従えばエリザベスがおとなしくついて来ることを意味していると考え申し出を喜んだ。

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<ブラックパール号>船上でバルボッサ乗組員と交渉するエリザベス

エリザベスはキャプテン・ヘクター・バルボッサと交渉するため<ブラックパール号>に連れて行かれた。バルボッサと話しながら、エリザベスはメダリオンを取引の材料に使った。彼女がメダリオンを海に落とすと脅すとキャプテンは態度を軟化させた。もし彼女が総督の娘だと知られれば身代金の要求に利用されると考えたエリザベスは、総督の屋敷のメイドであると偽って「ターナー」という姓を名乗った。すると海賊たちは色めき立ち彼女にも興味を持った。エリザベスはメダリオンと引き替えに砲撃を中止させたが、<ブラックパール号>は彼女を乗せたまま港を後にした。彼女の抗議にバルボッサは3つ理由があると答えた。まずエリザベスを陸に降ろすことは条件になかったと話し、海賊でないものに掟は適用されないことと掟は単なる心得であることを指摘した。バルボッサは彼女を歓迎し、エリザベスはなすすべもなく捕虜として港から離れていったのであった。

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月夜で正体を暴かれたバルボッサの手を見つめるエリザベス

その後、エリザベスは<パール号>の船長室で夕食の招待された。バルボッサはエルナン・コルテスと呪われたアステカの金貨について話し始めた。現実的な女性であるエリザベスはバルボッサと乗組員が呪われたなどと言う「幽霊の話」など信じないと答えた。しかし脱出しようとしてナイフでバルボッサの胸を刺したエリザベスは彼が死ぬどころか痛みすら感じていないことに気づいた。ショックを受けたエリザベスは船長室から駆け出して悪夢を目の当たりにする。乗組員たちは月夜に照らされ真の姿であるスケルトンを晒していたのである。<ブラックパール号>甲板における恐るべき月夜のチェイスの後、彼女はバルボッサの船室で震えながら夜を過ごした。

血の儀式

「呪いの話を信じる気になったろう、ミス・ターナー。これは現実だ」
ヘクター・バルボッサ[出典]
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イスラ・デ・ムエルタの血の儀式

イスラ・デ・ムエルタに到着すると、エリザベスは乗組員とボートに乗せられ財宝で埋め尽くされた洞窟を進んだ。洞窟の内部でコルテスの宝が詰まった石の櫃を見た彼女は血の儀式に参加させられてしまう。雄弁な演説ののち、バルボッサは最後の一枚であるメダリオンを櫃に戻しエリザベスの血を流して呪いを解こうとしていた。彼はそれがターナーの血であると信じていたのである。儀式は失敗し、父親の名前はウィリアム・ターナーかと訊かれたエリザベスは「違う」と答えた。ターナーの実子の名前と居場所を教えることを拒んだエリザベスはバルボッサに殴られて地面に倒れ込む。バルボッサと乗組員たちが口論している隙にウィルが現れ、ふたりはメダリオンを持って島から逃げ出した。

HMS<インターセプター号>に乗ったエリザベスは海賊だらけなのを見て驚くが、懐かしいジョシャミー・ギブスの顔を見て少し安心した。ここでエリザベスの才能が引き出されることになる。<インターセプター号>はそのまま<ブラックパール号>の追跡を受けたのである。エリザベスは近くの浅瀬で<ブラックパール号>を引き離すことなど、脱出策を考える乗組員に協力して指揮を執った。やがて彼女は<ブラックパール号>と戦うため急旋回を指示した。船が方向を変えて<ブラックパール号>と並ぶとエリザベスは全員に砲撃を命じ戦闘が始まる。彼女は乗り込んできた海賊と剣を交えて戦ったが動きがとれなくなったウィルを助けようとして捕獲されてしまったのであった。

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置き去りにされたエリザベスとジャック・スパロウ

彼女と乗組員たちは<ブラックパール号>に連行された。エリザベスはジャック・スパロウと処刑板を歩かされ、<ブラックパール号>はウィルを連れてイスラ・デ・ムエルタへと引き返していった。キャプテン・ジャックと砂の島置き去りにされたエリザベスはこの有名な海賊に何の脱出策もないことに憤慨した。彼女はこの海賊に海賊の歌を教え、自身の脱出計画の邪魔にならないよう島に保管されていた大量のラム酒を飲ませた。

救出

ウェザビー・スワン: 「良いのか?この道を選んで悔いはないんだな?は鍛冶職人だぞ」
エリザベス・スワン: 「いいえ...彼は海賊よ」
ウェザビー・スワンとエリザベス・スワン[出典]

翌朝目を覚ましたジャックは、エリザベスが大きな火を焚いて煙りを起こし彼女を捜索しているHMS<ドーントレス号>に信号を送ろうとして貯蔵されていたラム酒をすべて燃やしてしまったことに憤った。首尾良く<ドーントレス号>に救助されたエリザベスはノリントン提督の求婚を受け入れ、引き替えに愛するウィルの救出を要求した。ノリントンも彼女の真意に気づいていたがそれでもこの申し出を喜んでいた。

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洞窟で力を合わせるウィルとエリザベス

イギリス海軍は海賊を待ち伏せしようと展開したが、エリザベスは安全のためジレットによりノリントンの船室に閉じ込められていた。しかしエリザベスは脱出しジャックの乗組員を解放すると一緒に島へ行って戦うように説得した。ところが彼らの狙いは<ブラックパール号>のみでありエリザベスはひとりでイスラ・デ・ムエルタに戻らなければならなかった。彼女が洞窟に入るとウィルがジャコビーや他の海賊と戦っていた。エリザベスとウィルは息の合ったコンビを組んで海賊を倒していくが、やがてバルボッサがエリザベスにピストルを突きつけると緊張が走った。ところがその直前にジャックとウィルが呪いを解くために協力しており普通の人間に戻ったバルボッサは死亡し、エリザベスだけでなく<ドーントレス号>の乗組員も命を救われていた。その後、エリザベスは想いを打ち明けようとウィルに近づくが、ウィルはエリザベスがノリントンとの結婚を了承したことから一緒にいることはできないとわかっていた。ふたりははっきりしないまま島を後にした。

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エリザベスに愛を打ち明けるウィル・ターナー

ポート・ロイヤルに戻ったエリザベスはフォート・チャールズで行われるジャックの公開処刑に出席した。エリザベスは処刑に反対していたが、彼女の父親は皆法律に縛られていると話し聞き入れようとしなかった。するとそこにウィルが現れノリントンと彼女の父親がいるにもかかわらず8年間に及ぶ愛を告白した。エリザベスはこの告白に驚くが、気づいたときにはウィルの救出策戦が始まろうとしていた。彼女は何かしなければいけないと気づく。

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フォート・チャールズの胸壁でキスを交わすエリザベスとウィル

まさにそのときエリザベスは気絶したふりをしてノリントンと父親の注意を惹き、ウィルがジャックを救うための時間を稼いだ。処刑台から逃れたジャックはウィルと一緒にノリントンの部下に包囲されてしまう。心の声に従ったエリザベスはノリントンと父親から離れ、ウィルとジャックの命を救うためにウィルの側に立った。ジャックが<ブラックパール号>に向かって逃げ出すと、エリザベスとウィルはフォート・チャールズの胸壁で初めてのキスを交わした。エリザベスはウィルを鍛冶職人ではなく海賊として受け入れたのである。父親でさえももはや娘を説得することはできないとわかっていた。

交錯する運命

妨害された結婚式

エリザベス・スワン: 「私は死の島へ行ったことがあるの。財宝もこの目で見てきたけど、知っておくべきことがあるわよ」
カトラー・ベケット: 「ああ、なるほど。あのコンパスは死の島しか指さないと思っているな。それで呪いにかからないよう忠告してやろうと。心配は無用だ。呪われたアステカの金貨に興味はない。私の願いはそんなつまらないものじゃない。カリブ海には貴重なものを納めた宝箱が他にもある」
―エリザベス・スワンとカトラー・ベケット[出典]
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妨害された結婚式

それから1年経ってもエリザベスとウィルの絆は強く、エリザベスはウィルの訓練によりかなり優れた剣術の技術を手に入れた。ふたりはポート・ロイヤルで結婚式を挙げるはずだったが途中でカトラー・ベケットが現れたことにより中断させられてしまった。ベケットはジャック・スパロウの逃亡を助けた罪でエリザベスとウィルを逮捕したが、ウィルはベケットとの取引により自由になるチャンスを与えられた。しかしエリザベスは台無しとなった結婚式に傷つきながらポート・ロイヤルの刑務所でウィルの帰りを待つしかなかった。

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ベケットの執務室で彼と交渉するエリザベス

彼女の父親はジャック・スパロウのために娘が死刑になるのを見ておられず、権力を利用してエリザベスを牢屋から解放しイングランドに戻る船を手配した。この慌ただしい逃亡劇はイアン・マーサーに妨害されたがエリザベスはなんとかひとりで逃げ出すことに成功した。彼女はオフィスでベケット卿と対峙しイスラ・デ・ムエルタ財宝について警告したが、ベケットは価値のある宝箱はひとつだけではないと答えた。エリザベスはベケットからウィルの自由を保障できる私掠免許を奪った。彼女は私掠免許を手に港に逃げだし<エディンバラ・トレーダー号>に密航した。エリザベスはここでウェディング・ドレスを脱ぎ捨てキャビン・ボーイに変装した。

海賊再び

ジャック・スパロウ: 「乗りたいのか、青年?大歓迎だ」
エリザベス・スワン: 「私の愛する男性に会いに来た」
ジャック・スパロウ: 「気持ちはうれしいが若者よ、俺の恋人は海だけだ」
エリザベス・スワン: 「ウィル・ターナーのことよ」
ジャック・スパロウとエリザベス・スワン[出典]

エリザベスは乗組員たちの迷信をうまく利用してウィルが最後にいたトルトゥーガに向かわせ、彼を見つけるために船を降りた。エリザベスは酒場「フェイスフル・ブライド」で数ヶ月前に職を失っていたジェームズ・ノリントンと再会する。喧嘩に巻き込まれたエリザベスはノリントンを気絶させるがのちに彼に同情しその不幸に思いをはせた。

彼女は<ブラックパール号>で出航の準備をするジャック・スパロウに声をかけウィルを探していると告げた。最初は彼女を船に乗せようとしなかったジャックだったがこれを利用しようと考え、ウィルは<フライング・ダッチマン号>に強制徴募されたと説明して死者の宝箱を発見すればウィルを救うことができると話した。ただ婚約者を救いたい一心だったエリザベスはジャックの真意を疑うこともせず彼の魔法のコンパスを用いて十字架島を目的地として特定した。

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「好奇心」についてジャックに話すエリザベス

乗組員たちはエリザベスが示す方角に従って航海し、彼女はウィルと自身がベケットと交わした取引について明かした。ジャックはエリザベスから私掠免許を取り上げると返してほしければ「口説いてみろ」と挑発した。エリザベスはこの罠にはかからなかったが、もっとも欲しいものの方向を指し示すという魔法のコンパスがジャックの方を指すようになると自分の気持ちに戸惑いを感じた。この航海においてエリザベスはジャックが心の底では善い人物でありいつかそれを証明するチャンスが訪れると話してみせた。ジャックは否定したがエリザベスは彼の善を肯定した。ふたりはほとんどキスできるくらいに近づいたが手に平に再び黒丸が現れたジャックその場を離れた。エリザベスはこの行動をジャックの善意の証明であると解釈した。

十字架島

「こんなの紳士的じゃない!こんなのいい歳した大人がすることじゃ ― そう、いいわよ!そうやってガンガン剣振り回して喧嘩してれば良いのよ。それで全部解決するんでしょ!もう嫌!もううんざりよ。この酔っ払った、酒臭い、海賊!」
ウィル・ターナージャック・スパロウジェームズ・ノリントンに対してエリザベス・スワン[出典]
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十字架島で再会したウィルと情熱的なキスを交わすエリザベス

乗組員たちは十字架島に到着し、ノリントンが死者の宝箱を掘り当てた。しかしジャックが宝箱を開ける前にウィルが登場しエリザベスは勢いよく彼の腕に飛び込んでキスした。ところがウィル、ジャック、ノリントンがそれぞれの思惑をめぐって宝場を手に入れようと剣の決闘を始めてしまった。エリザベスは3人の男たちが戦うのをなすすべもなく見守るしかなかったがピンテルラゲッティが宝箱を奪うのを見逃すことはなかった。ふたりを追いかけたエリザベスはジャングルでデイヴィ・ジョーンズ乗組員と対峙し、2本の剣を持って訓練の成果を発揮しなければならなくなった。

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ジョーンズの乗組員と戦うエリザベスとノリントン

エリザベスと他の者たちは無事大型ボートまで戻ったがノリントンはジョーンズの乗組員たちの注意を惹くため島のジャングルに姿を消した。出航した<パール号>の前に<フライング・ダッチマン号>が姿を見せる。エリザベスは再び敵から逃れる乗組員たちに手を貸し、クラーケンが解き放たれるとウィルと協力して立ち向かう作戦を立てた。戦闘中、ジャックがひとりでボートに乗り水平線に見える島に向かって漕ぎ出していることに気づいたエリザベスは唖然とした。彼を臆病者と呼んだエリザベスはウィルを助けようと戦闘に戻る。

海賊

エリザベス・スワン: 「クラーケンの狙いはあなたよ...私たちじゃない。こうするしかないの。悪いとは思わない...」
ジャック・スパロウ: 「...海賊め」
―エリザベス・スワンとジャック・スパロウ[出典]
Elizabeth on the longboat

ジャックとクラーケンを残してロングボートに乗ったエリザベス

最終的に仲間のために船に戻ったジャックは船を放棄する時間を稼ぐためクラーケンを足止めし、エリザベスの言葉が正しかったことを証明した。しかしエリザベスはレヴィアタンの狙いが船や乗組員ではなくジャック自身であると気づいてしまう。エリザベスはジャックが船に戻ったことを賞賛してキスで誘惑するとその間に手錠で彼を帆柱に繋げた。彼女は乗組員の安全を確保するにはこの方法がないと説明し、ジャックは彼女のことを海賊と呼んだ。

動揺したエリザベスはクラーケンの胃袋で待ち受けるジャックの暗い運命を後にして船を降りた。エリザベスは彼女とジャックのキスを見ていたウィルが、ふたりが恋に落ちたと誤解していることも知らずにロングボートに乗り込んだ。乗組員たちがパンタノ川を渡ってティア・ダルマ小屋にたどり着いたときもこの問題は残ったままであった。ここでティア・ダルマは世界の果てへ行きデイヴィ・ジョーンズ・ロッカーからジャックと<ブラックパール号>を救出する計画を提案する。主に自身の行動に対する罪悪感からエリザベスも同意し、蘇ったヘクター・バルボッサがキャプテンとして乗組員を率いることになると驚きを隠せなかった。

終わりへの戦い

シンガポールの戦い

「あなたはサオ・フェン、シンガポールの大海賊。強者の船長たちが海を自由に渡る時代にあなたは君臨してきた。荒波をものともせず大きな試練をくぐり抜けたものが伝説となる世界で。そういう時代が終わるのを黙って見てるの?世界中の悪名高き海賊が団結して敵に立ち向かおうとしているのよ。なのにあなた蒸し風呂の中で身を潜めることしかできないの?」
サオ・フェンに対してエリザベス・スワン[出典]

エリザベスはサオ・フェン海図を手に入れるためバルボッサとともにシンガポールに向かった。エリザベスは「旗を揚げよ」を口ずさみながらピーポッド・カヌーを漕いで町を流れる淀みをひとりで渡った。彼女はタイ・フアンに迎えられサオ・フェンの浴場に到着する前にバルボッサと合流した。彼女はサオ・フェンの恐ろしい伝説について聞き及んでいたため、何丁ものピストルやぐれねードなどおびただしい数の武器を体中に装着していた。浴場に入る前、彼女は武器をすべて外し確認のため服を脱がなければならなかった。

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シンガポールにおけるサオ・フェンとの交渉

丸腰となったエリザベスだったがサオ・フェンとの交渉では強気で話し合った。しかし海図を盗もうとしていたウィルが浴場に捕らえられていたことがわかると大いに動揺した。サオ・フェンがこの泥棒を知っているかと尋ねるとエリザベスは知らないふりをしたが、彼がウィルを誘うとしたときに思わず悲鳴を上げてしまった。この出来事により交渉は難航し、エリザベスはサオ・フェンをシンガポールに隠れている臆病者と呼んだ。そこへイアン・マーサー率いる東インド貿易会社の一団が乱入しバルボッサとサオ・フェンは一時的に休戦状態になった。

エリザベスは勃発した戦いに参加しシンガポールの港に出てウィルと再会した。しかし彼女は未だに<ブラックパール号>におけるジャックとのキスについて説明していなかったため関係はぎこちないままであった。乗組員たちはサオ・フェンから与えられた<ハイ・ポン号>に乗り込み世界の果てに向けて出港した。

海の墓場

「お前らと船に乗ると思うか?4人に殺されかけてそのうちひとりにやられた」
―エリザベス・スワンについてジャック・スパロウ[出典]
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デイヴィ・ジョーンズ・ロッカーにたどり着いたジョシャミー・ギブスとエリザベス

借り受けた海図を用いたバルボッサは一行を率いて極寒の海を渡り世界の端までやってきた。エリザベスは全員死んでしまうのではないかと心配したがバルボッサは臆することなく世界の境界を越えさせた。デイヴィ・ジョーンズ・ロッカーに到着した一行はジャック・スパロウと<ブラックパール号>を発見する。ジャックは当初、エリザベスの姿を見るまでこれを単なるロッカーの幻影だと信じて疑わなかった。現実とわかってもなお、ジャックは乗組員の4人に命を狙われそのうちのひとり、つまりエリザベスに実際に殺されたことから一緒に航海するつもりはないと拒んだ。ジャックはやがて、ロッカーでは魔法のコンパスが作動しないことから海図を持つバルボッサたち乗組員と旅立つことに同意したのであった。

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父親の死を知るエリザベス

エリザベスが彼女の行動について説明して真実を知ったことでウィルと彼女の絆はさらに深まった。その夜、エリザベスは死者とともにロッカーの海を進むウェザビー・スワンの姿を見て現実世界に戻ったと勘違いした。しかしジャックから父親は死んだのだと聞かされて驚愕した。父親にロープを投げたエリザベスは船から飛び降りないようにウィルに押さえつけられる。ウェザビー・スワンは生者の世界に戻ることを拒み、死者の宝箱について知っていることを話してジャックやウィルの興味をそそるとあの世でエリザベスの母親に会いに行くと約束した。

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ジャックにピストルを突きつけるエリザベス

その夜遅く、大切な人を失ってしまったエリザベスは悲しみに暮れてふさぎ込んでいた。それでも彼女はロッカーから脱出する乗組員に手を貸した。生者の世界に戻るとエリザベスはバルボッサとジャックにピストルを向け緊張が走った。ジャックが海賊の運命をベケットの手に委ねると話すとエリザベスは彼に銃を向け彼も海賊のひとりであることを思い出させた。火薬が湿っていることがわかると緊張は解けたが、一行が新鮮な水を求めてクラーケンの島に到着してもエリザベスは船に残った。

海賊長

エリザベス・スワン: 「サオ・フェンは死んだ。<フライング・ダッチマン>に襲われて」
ジャック・スパロウ: 「で、君が船長に?今じゃ誰でも船長か」
―エリザベス・スワンとジャック・スパロウ[出典]

乗組員を島に降ろした直後、<ブラックパール号>はサオ・フェンに捕獲されベケット卿とHMS<エンデヴァー号>の乗組員の手に渡った。エリザベスはウィルの裏切りについて尋ねるが彼は彼女がしたように「自分で決めた取引だ」と答えた。サオ・フェンが、ベケットが<パール号>を引き渡すつもりがないと知るとバルボッサはエリザベスこそが人間の体に閉じ込められたカリプソであると納得させ脱出に協力するならば連れて行っても良いと持ちかけた。エリザベスを<エンプレス号>に連れて行ったサオ・フェンは<エンデヴァー号>を砲撃させ、バルボッサの乗組員たちを脱出させた。サオ・フェンに捕まったエリザベスはそこで起きた小戦闘に参加することはなかった。

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エンプレス号>におけるエリザベス

難破船入り江に向かう船旅の途中、エリザベスは未だに彼女がカリプソであると信じているサオ・フェンによって奴隷のように扱われた。その後まもなくベケットの命令によりジャック・スパロウの脱出に手を貸した報復として<フライング・ダッチマン号>が船を攻撃した。砲弾が命中しサオ・フェンは木片に体を貫かれてしまう。エリザベスがカリプソであると信じていたサオ・フェンは彼女を<エンプレス号>のキャプテンに任命し8レアル銀貨を委譲して海賊長の権限を譲り渡した。状況を確認しにタイ・フアンが現れるとエリザベスは彼女がキャプテンになったことを説明した。タイ・フアンは信用しなかったが、デイヴィ・ジョーンズがキャプテンは誰かと尋ねると彼女を指し示した。エリザベスと乗組員たちは捕虜として<フライング・ダッチマン号>に囚われた。

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エリザベスとジェームズ・ノリントンの最後の別れ

<フライング・ダッチマン号>にて、エリザベスはウィルの父親ブーツストラップ・ビル・ターナーと出会う。営巣に囚われていたビルは船の一員としての変化が進んでおり思考能力が著しく低下していた。それでも会話を続けることは可能であり、ビルはもしウィルがデイヴィ・ジョーンズの心臓を突き刺せば彼が代わりにキャプテンをしなければならないと明かした。ウィルの苦悩をより深く理解したエリザベスはこの事実に驚いた。彼女はまた、東インド貿易会社大将に就任したジェームズ・ノリントンとも再会する。彼女は父親を殺したことについてノリントンを非難した。許されることはないと悟ったノリントンは彼女と乗組員たちを営巣から解放する。エリザベスは当初彼の助けを得るつもりはなかったが海賊と難破船入り江の仲間たちのことを考えて思い直した。エリザベスはノリントンも連れて行こうとしたがブーツストラップ・ビルが現れたことで彼は脱出用のロープを切断せざるを得なくなった。この隙にブーツストラップはノリントンを突き刺した。かつての友人の死に打ちひしがれながらも、彼女は<エンプレス号>の乗組員たちと脱出したのであった。

海賊王

ウィル・ターナー: 「エリザベス・スワン、僕を夫にすると誓いますか?」
エリザベス・スワン: 「誓います」
―ウィル・ターナーとエリザベス・スワンの結婚[出典]
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ジャックの投票により海賊王に選出されたエリザベスとギブス、バルボッサ

エリザベスはより適当な中国の服を身につけて評議会に遅れて参加した。ここでエリザベスはサオ・フェンが彼女を後任の海賊長に指名したことを明かして一同を驚かせた。彼女は<ダッチマン号>で囚われていたときに得た情報からベケットが難破船島の場所を知っていることを指摘し東インド貿易会社の艦隊と戦わなければならないと宣言した。激しい議論が繰り広げられたがジャックの説得によりほとんど全員が戦いに賛成した。だがバルボッサは戦闘行為には海賊王の承認が必要だと反論する。そこでジャックは投票を提案し、自らの票でエリザベスを海賊王に任命して評議会を困惑させた。

Will and Elizabeth during their wedding

エリザベスとウィルの結婚

海賊王としての権限によりエリザベスはベケット、ジョーンズ、東インド貿易会社に対する戦争の宣言を行うことが可能となった。砂州で行われたパーレイののち、彼女はバルボッサの手によって解放されたカリプソを目の当たりにする。追い風を確認したエリザベスは<ブラックパール号>に乗り込みカリプソが作り出した巨大な渦巻きの周りで行われた<フライング・ダッチマン号>との戦いに参加した。戦場で戦いながら、エリザベスとウィルは生き残ることができないかもしれないと気づく。そこで、エリザベスとウィルはキャプテンであるバルボッサの承認のもと急遽婚姻を結んだのであった。間に合わせの結婚式の締めくくりとしてエリザベスとウィルは命をかけた戦いの最中に激しいキスを交わしたのであった。

一日

ウィル・ターナー: 「ずっと君のものだ...守ってくれるか?」
エリザベス・ターナー: 「ええ...守るわ」
―ウィルの心臓を納めた死者の宝箱についてウィルとエリザベス・ターナー[出典]
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1日をともに過ごしたエリザベスとウィル

海賊は勝利したが、エリザベスにとってその代償は大きかった。デイヴィ・ジョーンズから受けた致命傷から回復するため心臓を突き刺したウィル・ターナーは<フライング・ダッチマン号>のキャプテンに就任しなければならなかった。つまりエリザベスとウィルは10年に1度しか顔を合わせることができなくなったのである。1日だけのハネムーンから旅立つ前、ウィルは心臓を納めた死者の宝箱を彼女に預け、心は常に彼女のものであると話して安全に保管するよう頼んだ。熱い口づけを交わした後ウィルは水平線を見ているようによ告げた。船に乗って出発したウィルは夕暮れ時に緑の閃光とともに姿を消した。

引退

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エリザベス・ターナーと息子ヘンリー・ターナー

その後まもなく、ポート・ロイヤルに戻ったエリザベスは海賊稼業から足を洗ったが海賊王としての地位は保ち続けていた。およそ9ヶ月後、彼女は息子を出産する。出発から10年後、ヘンリー・ターナー少年は母親のエリザベスと父親の帰還を待っていた。死者の国からの帰還を示す緑の閃光とともにウィルが姿を見せた。エリザベスが彼に忠実だったことからウィルはこの職務から解放されたと言う者もいたがウィルは七つの海を永遠に旅し続けなければならないと考える者もいた。

<フライング・ダッチマン号>を引き継いでからおよそ20年経ってもウィルは呪いに縛られたままであった。この夫婦にとっては幸運なことにポセイドンの槍の破壊によって呪いを解かれたウィルは上陸して家族と再会することができたのであった。

舞台裏

登場作品

脚注

  1. アイリーン・トリンブルによるディズニーアニメ小説版『呪われた海賊たち』によれば、『呪われた海賊たち』の時点でエリザベスは20歳である。『生命の泉』が1750年、『最後の海賊』が1751年に設定されていることから、ヘンリー・ターナーが1730年生まれであることを考慮して『呪われた海賊たち』は1728年頃という計算になる。

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