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「本名はウィリアム・ターナーってことも知ってた。みんなは"長靴のブーツストラップ・ビル"って呼んでたよ...良い奴で良い海賊。お前、あいつとそっくりだ」
ウィリアム・ターナー・ジュニアに対してジャック・スパロウ[出典]

ウィリアム・ターナー(William Turner)、またの名をビル(Bill)あるいはビル・ターナー(Bill Turner)、主な呼び名はブーツストラップ(Bootstrap)またはブーツストラップ・ビル(Bootstrap Bill)とは、七つの海海賊である。海賊暮らしに裏切りはつきものであったが、ターナーは変わらずジャック・スパロウに忠実であった。海賊でありながら善良な男として知られたブーツストラップ・ビル・ターナーにはウィル・ターナーという息子がおり、息子もやがてバッカニアの道を歩むことになる。

スコットランド、グラスゴーで生まれたブーツストラップ・ビルはやがて<ブラックパール号>でジャック・スパロウの乗組員に加わったが、ヘクター・バルボッサが起こしたジャックに対する反乱に反対していた。ジャックは追放され、ブーツストラップ・ビルはバルボッサの乗組員と一緒にコルテスの宝を見つけてすべてを浪費した。アステカの呪いにかかったバルボッサの乗組員は使った宝をすべてもとの場所に戻さなければならなくなった。しかしビルはスパロウに対する義理を果たすため、ジャックと海賊の掟を裏切ったこの乗組員たちは呪われたままでいたほうがふさわしいと考えて金貨の一枚を息子のウィルに送った。その結果、ブーツストラップは大砲に縛られてバルボッサにより水中に沈められ、永遠に溺れながらも呪いのために死ぬことができなかった。彼は海底で苦しみ続けた。

呪いが続く中、ブーツストラップは永遠の苦しみを和らげるためデイヴィ・ジョーンズを売り渡し<フライング・ダッチマン号>上で100年間働くことになった。ブーツストラップ・ビルはすぐに<ダッチマン号>の他の乗組員のようにフジツボや甲殻類に体を覆われデイヴィ・ジョーンズの奴隷と化した。ジャック・スパロウとデイヴィ・ジョーンズの契約から13年後、ブーツストラップ・ビルは借りの返済期限が迫っていることを警告しにジャックに会いに行った。その後、ウィル・ターナーがデイヴィ・ジョーンズに捕まるとブーツストラップは短いながらも息子との再会を果たした。父親を救うと誓いを立てたウィルは、<ダッチマン号>に戻ってデイヴィ・ジョーンズの手から解放すると約束した。時が経つにつれ彼は人間性を失っていき、文字通り船と同化し始めた。海賊に対する戦争が末期になるとブーツストラップ・ビルは完全に痴呆状態に陥った。戦争の最後の大きな戦いでウィル・ターナーが<フライング・ダッチマン号>のキャプテンに就任し、正気を取り戻したブーツストラップは自由の身となった。

経歴編集

生い立ち編集

ビリー・ターナーは17世紀末期に誕生し、マン島でおばのエリン、おじのシェーマス、犬のクラムスとともに暮らしていた。すべての魚が死に絶え、故郷が恐ろしい状況に置かれると、彼はノースカロライナ行きの<シー・スター号>のチケットを手に入れた。しかしビリーのチケットはイギリス海軍によって偽造であるとされ(ビリーにチケットを渡したおじのシェーマスはこれが偽造であるという事実を知らなかった)、<シー・スター号>のキャプテンデヴィッド・ドノヴァンに逮捕された。

スパロウとの冒険編集

ビリー: 「ぼくの名前はビリーだ!」
ジャック: 「へえ・・・・・・じゃあ、ビリーか。だけどビリーっていうのは船乗りらしくない名前だな。最近会った海賊は、裏切り者のロビーって名前だったぜ。あんたにも、正しい海賊の名前が必要になるだろうよ。そうだとも。たとえば・・・・・・血まみれのビリーとかな。あんた、海賊だよな?」
―ビリーとジャック・スパロウ[出典]
BillySmith

アラベラ・スミスとビリー

ビリーはそのまま投獄され、絞首刑にするためポート・ロイヤル行きの海軍の船へと乗せられた。しかしその途中で、<フルール・ド・ラ・モール号>の記録を回収しようとしていたアラベラ・スミスジーン・マグリオールに救出された。ジーンとアラベラはアラベラの母親ローラ率いる乗組員の指揮下で働いていたのであった。ビリーはうまくふたりを説得して脱出し、海軍が海の怪物の攻撃に気を取られている間に信用を得るため記録を盗み出した。

ビリーは海の怪物の攻撃を引き起こしたのは<シー・スター号>であり、マン島の枯渇に関与していたと知ると激怒した。怪物を殺したビリーはドノヴァンと一等航海士を孤島に置き去りにした。そしてローラがキャプテンを務める<フルール・ド・ラ・モール号>の乗組員に加わると、ジャック・スパロウと出会ってキャプテン・トーレンツとの戦いに協力した。

<ブラックパール号>編集

ビリー・ターナー: 「つまりおれに、いっしょに船に乗ってくれというのだね。ありがとう、ジャック。うれしいよ。でも今は仕事を探しているわけじゃないんだ。おれはただ家に帰りたいだけなんだよ」
ジャック・スパロウ: 「まあ、そう言わずに。ビリー、おい。おれの船を見てみろよ!ブラックパールだぜ、ビリー。昔聞いただろう、世界でいちばん速い船の話。忘れちゃいないだろ?これがそれさ。今じゃますます速くなってるんだぜ」
ビリー・ターナー: 「デイヴィ・ジョーンズの船ほど速くないよ」
―ビリー・ターナーとジャック・スパロウ[出典]

数年後、ビリーはデイヴィ・ジョーンズによって海底から引き上げられたジャック・スパロウの<ブラックパール号>乗組員に加わった。ビリーはジャックが世界中に散らばったシャドウ・ゴールドのびんを見つけるのを手伝ったが、乗組員たちは気を滅入らせた。彼はついにノースカロライナにたどり着いたと話し、女性と結婚し息子をもうけたと語った。

呪われた乗組員たち編集

反乱編集

「あの反乱の時のことはすまなかった。だが俺はお前の味方だった。それが破滅を招いた」
ジャック・スパロウに対してブーツストラップ・ビル・ターナー[出典]

シャドウ・ゴールド探索の旅の後、<ブラックパール号>に残ったブーツストラップ・ビルはコルテスの宝を探すジャック・スパロウに同行した。海に出て3日目、一等航海士のヘクター・バルボッサが乗組員を率いてジャックに対する反乱を起こす。ブーツストラップ・ビルはこの反乱に加わることはなかった(ジャックのために反乱に立ち向かったという話と何もせずただ参加しなかったという話が存在する)。に忠実なブーツストラップは正しいと思うことを主張し他の乗組員と対立した。反乱が終わるとバルボッサに反対したのはブーツストラップのみとなった。彼は孤島に置き去りにされるジャックをどうすることもできず乗組員と旅を続けた。数日後、キャプテン・バルボッサはジャックから得た情報を元にイスラ・デ・ムエルタを発見する。ブーツストラップは882枚あるアステカの金貨の一枚を手に入れた。しかし乗組員はすぐに金貨を盗んだことを後悔したのであった。

登場作品編集

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